- §1.施設利用および注意事項
- 各研究グループの利用責任者(本学教員に限ります)は、当部HPから「利用申請書」を提出してください。
- 初めて当部を利用する方は、新規利用講習(moodle)を原則一回受講してください。依頼分析のみ利用する場合は受講の必要はありません。
- 当建物内の実験室(東広島動物実験施設の管理区域を除く)で遺伝子組換え実験を行う場合、利用責任者は当該実験室を実験場所に指定した「遺伝子組換え生物等使用実験計画書」を学内の安全委員会に提出し、承認を受けてください。また、年度末に当部HPから「組換えDNA実験記録簿」を提出してください。
- 東広島動物実験施設の管理区域を除き、機器および実験室(組換えDNA管理区域を含む)の利用時間は、平日(月〜土)の8:30〜22:00です。以下の日は利用できません。
- ・日曜日
- ・国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日
- ・年末年始の休日・お盆時期の一斉休暇(本学法人本部における一斉休暇に準ずる)
※上記の時間帯以外の利用は原則禁止です。ただし、休日等に動物の給餌・植物への散水など実験材料を維持するための利用は8:30〜17:30の間とし、当部HPから「時間外利用届」を提出してください。
- 東広島動物実験施設は、当部と玄関が共通です。入退出の管理上、東広島動物実験施設の利用者も、当部の「利用申請書」を提出してください。(上記1.)
東広島動物実験施設の利用申請は、自然科学研究支援開発センター・動物実験部HP <学内専用>(霞:内線5108)に直接お問い合わせください。
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§2.機器利用
(1) 利用前
- 機器の利用は事前に予約が必要です。
- 共通の試薬・消耗品以外は各利用グループで用意してください。
- 機器利用の詳細については、自然科学研究支援開発センター・機器共用・分析部門HPを参照してください。
(2) 利用時
- 正面玄関および機器室が施錠されている時は、暗証番号を入力して解錠してください。
- 機器の使用マニュアルに沿って使用してください。ご不明の点は当該機器を管理する教職員にお尋ねください。
- 機器に異常があった場合は、速やかに教職員へ連絡してください。業者に直接、修理依頼をしないでください。
- データのバックアップは各自でお願いします。データのコピーに際しては、最新のソフトウエアでウイルスチェック済の媒体を使ってください。
(3)利用後
- 機器の使用簿と利用グループ毎の使用簿に、使用時間等を記入してください。
- 終了後の機器周辺の清掃をお願いします。
- 土曜や夜間等、機器使用終了時に教職員が不在の際は、使用した部屋の施錠をお願いします。
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§3.組換えDNA管理区域利用
(1) 利用前
- 初めて組換えDNA管理区域を利用するときには、教員と相談のうえ使用場所・装置の配置等を決めてください。
- 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(カルタヘナ法)を十分に理解し使用してください。
- 予想される廃棄物の種類に合わせて各利用グループでごみ袋を用意してください。
- 濃厚廃液や有機廃液が出る場合は、各利用グループ専用の廃液ビンを用意してください。
(2) 利用時
- 組換えDNA実験安全管理に関しては教員の指示に従ってください。
- 管理区域入口の鍵は暗証番号を入力して解錠してください(自動で施錠します)。
- 必要のない照明・空調の使用には気をつけてください。
- 実験室内では、飲食・喫煙・化粧をしないでください。
- 組換え体の飛散に注意してください。
- 濃厚廃液や有機廃液は流しに流さないで、各利用グループ専用の廃液ビンに入れてください。
- 異常等を発見した場合はすぐに教職員に連絡し指示に従ってください。
(3)利用後
- 廃液・廃棄物のうち、遺伝子組換え体もしくはその培養・飼養に使用した培地・器具等はオートクレーブ殺菌し、各利用グループで持ち帰って廃棄してください。
- 廃棄物は分別し、廃液ともども各利用グループで持ち帰ってください。
- 組換えDNA実験区域を最後に退出するときは、電気・ガス・水道等の始末を確認してください。
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§4.事故発生時の処置
- 事故・異常等を発見したときは、直ちに他の実験者に知らせると共に、教職員を通じて急報措置をとってください。実験室等に掲示された「緊急時の連絡体制」に従って連絡してください。
- 組換え体が飛散したときは、教員に連絡し指示を待ってください。
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§5.罰則
- 上記内容と著しく異なる使用をし、またこれを改めない利用者には、使用停止などの処罰を課すことがあります。特に未登録者の無断立ち入りについては厳しく対処します。
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