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遺伝子講座の概要
平成17年度
名称:遺伝子講座「先端生命科学で解き明かすメンデルの遺伝の法則」
開催日時:平成17年12月23日(金)10:00−17:00 24日(土)10:00−17:00 25日(日)10:00−17:00
会場:広島大学自然科学研究支援開発センター(遺伝子実験施設)
セミナー室(1F)・P2実習室(2F)
後援:広島県教育委員会・広島市教育委員会・中国新聞社
案内: 高校生の皆さんへ
 高校生の皆さんは、生物Tの教科書の中で「遺伝の法則」を学んだと思います。遺伝の法則は、オーストリアのメンデル(Gregor J. Mendel)が、エンドウを使って遺伝の実験を行い、得られた結果をもとに、1865年に発表されました。140年後の現在、彼が調べたエンドウの7つの表現型の原因遺伝子の幾つかが明らかにされています。この遺伝子講座では、メンデルが用いた7つの遺伝形質のうち、背丈の高さの違いを現すエンドウを用いて、これらの原因遺伝子(LeとIe)が何であるか、どうしてそうなるのかを、DNAやRNAを調べることによって明らかにしていこうと思います。教科書に載っているメンデルが示した遺伝形質を皆さんと一緒に解き明かして行きましょう。
高校の先生方へ
 メンデルの遺伝の法則とゲノム解析・遺伝子治療や遺伝子組換えなどの先端生命科学技術とのつながりを理解することは、21世紀の高度科学技術社会に足を踏み入れる高校生たちにとって大変重要な基礎知識になります。すでに大腸菌を用いた簡単で初歩的な遺伝子組換え実験が高校等の授業や体験学習等で実施されていますが、本講座ではメンデルの遺伝の法則で有名なエンドウを材料とし、その形質を先端生命科学の技術と機器を用いた分子生物学の手法によってシステマテイックに理解し、先端生命科学技術との関係を分かり易く解説し、先端生命科学をより身近に理解していただく機会となれば幸いです。
募集対象者:広島県の高等学校の生徒
募集人員:15名程度
講習料:無料
内容: 1)エンドウの形態観察
2)エンドウからのDNA単離
3)RELPマーカーによる遺伝子型の検定
4)PCRによる原因遺伝子の単離
5)塩基配列解析による形質変化にかかわるDNA配列上の変異の検出
6)RT-PCRによる遺伝子発現の確認
7)遺伝子データベースを利用した解析
 上記の先端機器と最新手法を用いた実験を行い、解析結果の解釈と遺伝子の役割との関係を一つずつシステマテイックに理解します。さらに、これらの結果と先端生命科学技術との関係を分かり易く解説します。
講師: 田中伸和 (広島大学自然科学研究支援開発センター 助教授)
備考: 本講座は、文部科学省より「大学等解放推進事業」として委託を受けた放送大学が募集した「大学Jr.サイエンス事業」の一つです。なお、メンデルのエンドウの教材への応用については、筑波大学助教授・小野道之先生との共同研究です。
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